佳松便り -匠の宿 佳松のブログ-
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流行と再認識
バブル時代で消費行動が隆盛だった頃、トレンドセッターと呼ばれる方が来年のトレンドやそのキーワードは”〇△◆”だと、流行をテーマにしたテレビ番組や専門紙誌でコメントしていたことを覚えています。 名前を失念しましたが、当時フランスのトレンドセッタ... -
春の息吹き
啓蟄を過ぎ、少しづつ春の気配を実感できるようになってきました。 先日、元アメリカ国籍の日本文化研究者ドナルド・キーン氏が、日本国籍を取得し”鬼怒鳴門”氏となりました。 某新聞のコラムを読むと、以前交流があった三島由紀夫からもらった手紙の宛名... -
Tres bien
昨日、フランスからお客様がお越しくださいました。 匠の宿 佳松は、日本の良き伝統・文化の継承も重んじています。そうです、3月3日は雛祭りで、以前は女の子がいる多くの家庭で雛飾りを見ました。 昨今、日本人は居住空間の欧米化、少子化、共稼ぎなどが... -
ご就寝
海外からのお客様は、ベッドで就寝を希望する方が多いと思いきや、敷き布団を希望される方が結構多い当館です。理由は「日本の伝統や文化を肌で直接感じたい」と、笑顔で仰います。異文化の中でも、日本独特の「和」のテイストをご希望される欧米のお客様... -
Que sera sera
When I was just a little girl I asked my mother what will I be, will I be pretty, will I be rich? Here's what she said to me. Que sera sera. Whatever will be will be. The futere's not ours to see, Que sera sera. What will be will be. 先... -
白檀=サンダルウッド
アロマの癒し効果が広く知られるようになって、キャンドルやポットなどで家庭でも使われているようですね。 日本でも平安時代から「薫物合(たきものあわせ)」と呼ばれる香りを愉しむ遊びが、平安時代から貴族で行われたようです。 白檀(びゃくだん)=... -
全国的天候
昨日から、全国的に寒く雪の天候となりました。 真夏ではヒートアイランド現象で、いてもたってもいられない東京でも4㎝の積雪でした。 匠の宿 佳松ではご覧のような雪化粧で、海外からお越しいただいたお客様が嬉しそうに景色を眺めていました。 こんな日... -
花
1月の中旬、大寒の頃ですが桜の紹介です。 お正月の頃に、一年の始まりを慶ぶ目的で啓翁桜(ケイオウサクラ)が市場に出回ります。 私達は、よく「梅は咲いたかぁ、桜はまだかいなっ」などの唄にもあるように、桜は梅の後に美しい様を愉しませてくれるもの... -
雪見風呂
「良いねぇ」。 昨日ご宿泊されたお客様が、お帰りの際仰っていた言葉です。 匠の宿 佳松は、19室の内7室が露天風呂付客室です。この時季、タイミングが合えばご覧いただいているような雪見風呂をお愉しみいただけます。 露天風呂は温泉なので、じんわりと... -
小寒
寒の入りです。 朝、布団からますます抜け出したくなくなったり、家の外を歩く時、コートの襟を立てたり、思わず口の前に両手を合わせて白い息でそっと暖める季節です。 そんな時は、やはり温泉ですね。さらに美味しい京風懐石料理等があれば良いですね。 ... -
来た年
百八の除夜の鐘を聴くと、2012年が始まりました。 宿泊サービスという業態に限らず、人と接していると、相手の笑みが心に沁みるものです。 笑みはひとそれぞれで、目じりだけさげる方や顔全体で表現される方等。各々の個性は十人十色ですが、嬉しさや穏や... -
ゆく年
2011年が過ぎようとしています。 皆様にとって、どのような一年でしたか。 年末になると、今年を振り返る新聞記事やテレビ番組を多く見受けました。経済・社会・文化・スポーツ・芸能等の各ジャンルで、記憶に残る出来事がありました。 ”そういえば”と思い...