プリマヴェーラ
私たちの身の回りには、イタリア単語もブランド名になっているのを遅まきながら知りました。
雑誌の”oggi(今日)””domani(明日)”、腕時計、携帯電話やアイスクリームの”dolce(甘い、甘美な、柔らかい)”、商業施設の”parco(公園)”、カーオーディオの”carrozzeria(車体)”等。日常生活で何気なく目にするカタカナや耳にする外国語は、ちょっとしたことがきっかけになって会話を盛り上げたり、展開する要素になります。
さて、イタリアのフィレンツェに在るウフィッツィ美術館所蔵、サンドロ・ボティチェッリ作”プリマヴェーラ”。”春”という意味なんです。思慮が浅い小生はプリマヴェーラを丸暗記していましたが、春なんですね。
匠の宿 佳松から見る富士山も、淡く青く、そして少しばかり春の霞がかった空に美しい白いヴェールのフォルムを見せています。あっ、小生の知り合いですが、その時の勝ち誇ったような顎の角度が印象的でした。G.H.