日本古来の知恵
館内至るところで、心を擽るアクセントが季節や風情を表し、帳場では炭に藁が巻きつけられた、まるで小さな米俵のような物が鎮座しております。炭には空気を浄化させる作用があり、マイナスイオンを発生させると云われています。炭の内部には小さな無数な孔が呼吸をしています。本来、炭は燃焼させ生活の必需品として使用してきましたが、時代の進化と共にガスや電気に主が変わり囲炉裏や演出効果としての使用に変化してきましたが、更なる二次の活用として見直されています。
アナログからデジタルに移行していますが、日本古来のホテル「旅館」が好まれるのは心のどこかでアナログを求めるからではないのでしょうか。